着物をようやく着られるようになりました

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着物をようやく着られるようになりました

結婚前に母が着物をそろえてくれました。

 

しかしながら子育やら仕事に忙しくて着ることもなく、タンスの肥やしと化していました。

 

ある日、その中の一枚である総絞りの羽織に一度も袖を通していないことに気づきました。

 

当時は全く着物に興味がなくてよく分からなかったので、母が私の好きそうな色で選んでくれたものです。

 

今は亡き母の思いがひしひしと感じられて胸が痛みました。

 

当時は好きだった薄ピンクですが、年齢を考えるとあと何年着られることか・・・・。

 

そこで奮起して、情報誌に載っていた着付けけ教室に通うことにしました。

 

一回500円で教えてくれて、着物は貸してくれるので持っていかなくても良い、というのが魅力でした。習い事は20年ぶりでした。

 

少人数で先生が丁寧に教えてくださるにもかかわらず、元来覚えが悪く、お手本を見てその通りにするということが不得意な私にはかなり大きなハードルでした。

 

それでも一人で着られるようになりたい一心で、家でも練習して、へたくそながら何とか一人で着られるようになり、先生方には大変感謝しております。

呉服店はなかなか強敵でした

さて、この教室ではレッスン代は安いのですが、呉服店がやっている教室なので、売り込みもかなりなものでした。

 

自分が持っている着物を着たいから、という私に、「今の着物は昔のものと柄が違う」、「今のコートはもっと長いから、あなたのではおかしいわよ」などと、責め立てられて、かなり気分を害したこともあります。

 

そして絶対買ってやるものかなどと思っていた私ですが、レッスンを受けて着られるようになって、教室主催のお出かけなどにでかけ、他の皆さんの素敵なお着物、帯などを見る機会も増えていきました。

 

そして、お店の展示会でたまたま私が持っていない夏物、単衣の着物が続き、お世話になった先生から「一枚、持っているといいわよ」と言われ、初めて自分で買うことになりました。

 

そのときは、なんとなく勧められて買ってしまった、という後悔と虚脱感に襲われましたが、新調したその着物を着て、教室主催のパーティー、観劇などに出かけたときは、まあ買って良かったかな、とも思えてきました。

 

そこで一回タガが外れた私は、その後に名古屋帯、袋帯を購入しましたが、袋帯は何となくその場の勢いで買ってしまって、その後の虚脱感、後悔は今までで一番でした。

着物はキリがないし奥が深い

こんなわけで、全くお店の売り上げに貢献してないわけではないのですが、着物というものはきりがありません。

 

夏物、単衣と一通りそろえたからいいだろうと思っていたのですが、今度は「夏のコートもあったほうがいいわよ」、「柄の襦袢もおしゃれよ」・・・などなど。

 

お金が湯水のようにわくのであれば買いたいところですが、そんなわけはありません!

 

とにかく、着物は洋服と違って高価ですら、そうホイホイ買えやしません。

 

これからは、買った後の虚脱感と後悔を味わわずに済むように、よく考えて、本当にどうしても欲しいものに出会うまでは買わないことにしようと思っています。